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 モッコウバラ。原種の一季咲き。花は純白。一輪一輪は強香とは言えないが、壁をなすように咲き誇る花たち、醸しだす芳香はそこに身を置く者を圧倒。花色は黄モッコウのようなインパクトはないかもしれないが、その香りは芳醇なひと時をもたらしてくれる。
 ラ・フランス。モダンローズ第一号として知られる剣弁高芯、四季咲き、大輪の薔薇。作出は19世紀と古いが、香りも強くその花の姿、芳香は、今も人気が高いのが判る一輪。テーブルでのひと時を豊かにしてくれる。
 アーネスト・H・モース。薔薇と言うとイギリス、フランスがすぐ思い浮かぶが、これはドイツ生まれ。明るい赤色で大輪の花は目を惹きつける。香りも魅惑的。丈夫で育てやすい強健種で、繰り返し咲く性質も強く、2ヶ月近く次々と咲き続けることもある。
 トットちゃん。黒柳徹子さんの幼い頃のニックネームから名付けられたというトットちゃん。カップ咲きからロゼット咲きへと変わっていく中輪でソフトなピンク色の花も可愛い。濃厚な香りで薔薇の香る庭には欠かせない一輪。
 ミッシェル・プラス。最近我が家の庭に増えたフランスDe lbarl社の三ツ星シェフの名を付けたシリーズの薔薇で作出は 2001年。四季咲きで、セミダブルの小輪が房咲きになり、可愛い感じのシュラブ。香りが良いことでも知られている。
 ミスター・リンカーン。名からも判るように生まれはアメリカ。濃赤色の半剣咲き、大輪。四季咲きで、我が家では鉢植えにしているが、地植えすれば1.5m以上になり樹勢はいきおいが良い。香りもむせかえるという表現がピッタリな濃いものがある。
 チョーサー。淡いピンクがかった白いカップ咲きの花は透明感を漂わせ、心を引き付る。我が家は鉢植えだが、地植えすれば1.5m位になるようで好きな花の一つ。四季咲きのイングリッシュローズで、香りも強く、わたし的には爽やかさを感じさせてくれる。
 ラヴ・アンド・ピース。写真を見ても判るように刻々と表情を変え、咲き始めた時期が違う花はそれぞれ見せる顔を違えている。四季咲き性も強く、常に咲いているような錯覚さえ覚える薔薇である。香りも甘いフルーツを思わせような芳香で、耐病性も高い。
 「月月粉」(ユイ ユイ フェン)。名前からも分かるように中国生まれ。オールドローズというが、珍しく四季咲きで、多花性の花。濃いピンクというが、ちょっと紫っぽい感じ。甘い感じの香りも魅力の強香の薔薇。 
 クレオパトラも愛用したという薔薇の香水。香りの良さは薔

薇の大きな魅力でもある。といっても、すべての薔薇が香り高

いという訳ではなく、ほのかに香る微香というのが多く、強香

というのは以外に少ない。でも、せっかく薔薇を育てるのなら

香りも楽しみたいものである。ということで、我が家の庭の中

にも香りが匂い立ち心に癒しをもたらしてくれる薔薇たちをい

ろいろと育てており、そうした薔薇を楽しんでいる。
 スパニッシュ・ビューティー。去年新苗で手に入れ、今年初めて咲かせたばかりで樹が幼いだけに、圧倒的な花のボリュームはまだまだ望むべきもないが、これからが楽しみな一季咲きの薔薇。雨の日に撮影したので、また違った趣がある薔薇の姿が・・・。スペイン生まれ。作出は1927年と古いが、いまだに人気が高く、それだけ魅力的な薔薇と言える。つるバラ。よくつるが伸び明るいピンクのカップ咲きの花が下向きに咲くので、アーチやパーゴラに向いているようである。強香。香りの良さも手に入れた一因。
 我が家で咲く薔薇の中で芳香が匂い立ち、私でも近くへ行く

とすぐ気が付く薔薇はこの13種類。他に匂い立つ芳香で知ら

れるポール・ヒマラヤン・ムスク、芳香バラに贈られるヘンリ

ー・エドランド賞を受賞し殿堂入りしているグラハム・トーマ

スを今年購入。まだ花を咲かせていないが、見るだけでなく、

香りも楽しめる庭になってきている。
ティー・クリッパー。イングリッシュローズ。非常に美しいリッチアプリコットの花。アプリコットな色の薔薇が我が家の庭になく、今年手に入れた薔薇の一つ。大きくアップライトなシュラブ。ほぼトゲがなく扱いやすいのも魅力。ロゼット咲き。強香、ティーとミルラとフルーツが混ざりあった香りというが、私の嗅覚では良い香りと一言になる。 
 ジ・インジニアス・ミスター・フェアチャイルド。
イングリッシュローズ。深いカップ型の大輪の花、甘い薔薇の香り、きわめて強健で育てやすいことなど、
多くのファンがいるのが分かる薔薇。
香り高い薔薇

たちの競演
花の変化が

楽しい薔薇
咲き競う

薔薇たち
挿し木で育った

薔薇たち
40余種が咲く

ローズガーデン
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