ようこそいらっしゃいました。
このページは阿月のオリジナル&二次創作小説のページです。
へろへろな文章ではありますが、楽しんでいってください。
今の所、オリジナルとセンチメンタルグラフティの二次創作を扱っています。
|
それは恵一の目の前で起こった。 GSX1100刀は宙に舞った。 刀と、それを追うメルセデス・ベンツ500SELが、恵一のホンダNSR250Rを凄まじい勢いで追い抜いた瞬間のことだった。 追いついたメルセデスが刀を横からはじきとばしたのだ。 ライダーは刀と共に宙を舞った。 目の前で起こった惨事。 そして恵一は刀のライダーから一つの包みを預かる。 「それを届けてほしい。八時までに」 その言葉に恵一はホンダNSR250Rを走らせる。 たった一言の言葉に命をかけて。 恵一はハイウェイを疾駆する。 |
|
◆ sentimental GUNG-HO-GUNSシリーズ
|
「何でダメなのよ!!」 堂川郁代は叫び声をあげた。 「だってお前、女だろ!!」 リーダー格の少年、浩治にそう言われた郁代は唇をかみしめた。 サッカー部に所属する少女、堂川郁代は「女子」であるが故にメンバーから外されることになる。 その決定にどうしても納得できない郁代は男子を相手にサッカーの試合をすることになった。 その時、ただ一人、郁代とともに試合をしてくれる少年が現れる。 |
|
|
一つため息をついて机の上を眺める。 散らかし放題になった机の上に一本のクレヨンが置いてある。 赤いリボンが結んであるそのクレヨンを手に取る。 東京を目指す理由のもう一つがそこにあった。 三年になり、受験を意識し始めた少女、青柳桜子。 趣味の同人誌のため、という不純な理由で東京の大学を目指す桜子だったが、その桜子の脳裏に一つの出来事が浮かぶ。それは一本のクレヨンにまつわる想い出だった。 |
|
◆ windy special stage シリーズ
|
「こんにちは。」 沢渡ほのかはそう声をかけた。 札幌市、大通り公園のそばのバイクショップ「モトスペースカトウ」。 店の前には4〜5台のスポーツタイプのバイクがおかれ、値札とともに、客を待っている。 その中にはスクーターなど1台もない。 ショーウインドゥの中には古ぼけた、それでいて磨きこまれたレトロなスポーツタイプのバイクが飾られている。 そんなバイク屋で沢渡ほのかは父の過去を覗くことになる。 |
|
|
その大学は小高い山の中腹にあった。 保坂美由紀はこの大学に通うため、この町へとやってきた。 そして一人暮らしを始めた。 そこで彼女は一台の車と出会う。 プジョー106。 その車と美由紀は朝のワインディングを疾駆する。 そして、「彼女」と出会った。 |
|
|
大阪、阪神高速環状線。そこに古いカワサキばかりを目の敵にして追い続けるドゥカティ900MHRの噂が流れた。 その噂を聞いた森井夏穂は、愛車カワサキ500SSマッハVと共に環状線をひた走る。 そして出会う謎のドゥカティ。ハイスピードバトルの中、優のドゥカティ900SSが乱入する。 三つ巴のバトルの中、夏穂が見たものは? |
|
|
「名古屋とばしなんかさせないわよ」 るりかは愛車D-Trackerのハンドルを握り、そう呟いた。 「見つけたわ。情報どおり、ドゥカティとマッハの二人連れ」 晶は携帯にそう呟くと、愛車ケーターハムスーパー7のアクセルを踏みつける。 「そう、名神じゃなく、東名阪を使うとは意外だったわね」 「そうね。でも、見つけたからには」 優と夏穂のペアを追う、るりかと晶。 はたして二人の目的は。 そして、金鯱とみそかつとみそ煮込みうどんの街を舞台に展開するスーパーバトルの行方は。 |
|
|
東京を中心に広がる首都高速。 そこを根城とする走り屋たちの間に幽霊車の噂が流れる。 真っ赤なフェラーリ348。 いきなり現れ、からかうように走り、またいきなり消えていく。 他愛もない、よくある都市伝説なのだが、オカルト雑誌の編集部員、永倉えみるはその、通称「ゴースト」と呼ばれる車を追うことを決意する。 そしてゴーストを追うため、友人に一人の走り屋を紹介してもらうのだが、待ち合わせ場所は、横浜、それも深夜のラジオ局という不思議な場所だった・・・。 |
|
|
交通事故。 「血液センター」とサイドに書かれたそのバンは、フロントからダンプに突っ込んでいた。 運転していたセンターの職員が叫ぶ。 「だ、誰か・・・血液を、輸血用の血液を運んでくれ!」 偶然居合わせた優と夏穂はその声を聞き、2個のクーラーバッグを受け取る。 「あたしの方が速いです」 同じように、偶然居合わせた妙子は勇気を振り絞って、そう言った。 ビールのケースを荷台につけたホンダスーパーカブ。 聞く耳も持たず、走り出す夏穂に対し、優は妙子を見て言った。 「私があなたに着いて行きます。案内してください」 タイムリミットの迫るなか、青森市内を三台のバイクが走る。 |
|
|
北海道。 ロックバンド「サウザンブラック」のポーカル、松岡千恵は新曲のプロモーションの方向性の違いからプロデューサー、そしてバンドメンバーと喧嘩し、そして愛車ハーレーFXLHに乗り飛び出してしまった。 どことはなく、北へ向けて走り出し、そしてたどり着いた北海道のペンション「クラブ・ボローニャ」 そこで千恵は古いドゥカティを整備する一人の青年と出会う。 黙々と整備をする青年の背中から千恵は初めてギターを弾いた「あの日」を思い出す。 |
|
|
父親は病床で青年に語った。 若き日の思い出を。 好敵手との日々を。 そして、託した。 最後の勝負を息子に。 父親が示したはがきには、その好敵手が再び走り始めたとの一言が。 青年はそのはがきを胸にかつての父の好敵手に挑戦する。 父親の乗っていた、当時最新最強のドゥカティとともに。 |
|
◆
当WEBページに掲載されているあらゆる内容の無許可転載・転用を禁止し ます。
◆
◆ すべての内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けて
います。 ◆
◆
Copyright 1997-2002 Ebishuumai 2nd/Azuki&Lia.
◆
◆ All
rights reserved. Never reproduce or republicate without written permission.
◆