フライフィッシング用語辞書

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■さ行

サイドキャストロッドを倒してストロークしフライラインの軌跡を低くするキャスト方法。よく管理釣り場で意味も無くサイドキャストしている人がいますが、私が釣られてしまいそうで結構怖い。
サイトフィッシング回遊や捕食行動している魚を見つけて、その魚の行動を見ながら釣りをする行為をいう。見えている魚は釣れないと良くいわれるが、釣れないからといってムキになるよりは別の魚を探したほうが良い結果が得られる。
サクラマス富山の有名なマス寿司の材料。ヤマメの降海型ぐらいしか私の知識はない。九頭竜川と神通川が有名らしいが一生のうちに何匹釣れるか?とまで言われているぐらい釣れない魚。
サツキマスアマゴの降海型。岐阜の川沿いに国道がありますが5月のとある日ルアーロッドを持った釣り人が走って国道を横切りガードレールを飛び越えて行きました。あれはきっとサツキマス狙いだ。
サムオントップフライロッドの握り方で、親指でグリップの上から押さえるように握る方法。フライキャスティングページのグリップ編を参照。

■し行

シーバスずばりスズキのことでルアーやフライの対象魚。セイゴ→フッコ→スズキと名を変える出世魚。基本的には60cm以上をスズキと言うらしい。
止水域池とか沼などの水の流れがない場所のことをいう。
長さの単位のことをいう。1尺は1/3.3m(30.3cm)。しかし釣人の場合は釣った魚のサイズの目安として扱われることから尺という言葉が一人歩きしている。もちろん釣人は尺≒25〜30cmであることは誰でも知るところ。
尺上尺(30.3cm)を超えたサイズの魚のことを言う。
シャルルリッツバンブーロッドだとかフライキャスティングにのめり込んでいくといつかは辿りつく人である。著書であるア・フライフィッシャーズ・ライフの中のキャスティング理論は有名である。
シューティングシステム海や湖などで距離を稼ぎたいときに使用するためにラインを組み合わせたもの。人によりさまざまで一概には言えないが、私の場合はフルラインを9〜12mにカット、次にモノフィラメントラインを6m、ランニングラインにブレイデッドラインを組み合わせた理解に苦しむ方法です。なお、中間にモノフィラメントラインを使用する理由はガイドとの摩擦抵抗を減らすためです。
シューティングヘッドシューティングテーパーとも言いフライラインが最初から9mか12mしかないフライラインで、STとも記す。この後ろにレベルラインなどを付けてラインシステムとして使用する。
ショップフライ用品を専門に取り扱っているお店のこと。動物の毛とか鳥の羽根が高額で取引されるという特徴をもつ。
シラメ銀化アマゴのこと。岐阜県の渓流解禁では成魚放流されるため釣れるのはほとんどがコレ。どうも養殖された成魚は降海型の出現率が高いらしい?といっても私は魚類学者ではないので詳しいことはわからない。
シルクライン現在のフライラインはPVCコーティングされているが、昔はシルク糸を組み紐のように編んで植物性油でコーティングするといった自然素材のみでできていた。現在でも入手可能。しかし、手入れに手間がかかるが寿命も相当に長い。
シンキングライン水に沈むフライラインのこと。沈下速度によりタイプが分けられており数字が大きくなるにつれて沈下速度が速くなる。例えば、タイプIとかタイプIIとかで呼ばれる。
シングルハンド片手投げ用のフライロッドのことを言う。が、最近どっかのメーカーが長めシングルハンドロッドを売り出したが、それ用に長めのエクステンションバットが売られている。ツーハンドにでも出来ますと言うつもりか?。
シングルホールホールとはキャスティング時にフライラインを引いてロッドを曲げる動作のことで、フォワードキャストあるいはバックキャストのときに引くことをいう。

■す行

スズ竹竹竿を製作するのに非常に都合が良い竹、だが、実際は笹のようだ。比較的標高の高いところに群生している。良く聞く高野竹っていうのはどうもスズ竹のことらしい。
スティーブレイジェフG・Loomisロッド関係者で、この名前がついたモデルもある。トーナメントキャスターでもあり、その昔メル・クリーガーにキャスティングの手ほどきを受けている。
ステープルキャスト後ろに立ち木など障害物がある場合で、バックキャスト時に後ろ上部に跳ね上げる方法。後ろに障害物があるところは絶好ポイントが多く、このキャストを試みるが大抵失敗して水面を叩き、魚を追い払ってしまうことが多い。
ストマックポンプスポイトのような形をしていて釣り上げた魚の胃の中の内容物を確認するもの。複数の釣人で出かけると必ず一人はいますね、ストマックの内容で一喜一憂している光景を。
ストリーマー毛ばりの種類のことで、ドライフライは水生昆虫が羽化したものを模しているが、ストリーマーは小魚を模した毛ばりのことをいう。湖とか本流の大物はフィッシュイーター化しているのでストリーマーを使うことが一般的になっている。
ストリッピングガイドフライロッドのリールに一番近い所に付いているガイド。フライラインは電線みたいに太いため、投げるときにラインが絡まないようにするもの。通常は1個だけだが、2個、3個と付けなおす人もいるが思ったほどの効果は無い。
ストレートリストロッドを持つ手首がオープンリストとクローズリストとの中間のことを言う。では、どれだけか?。う〜ん、リールシートの先端と腕が少し離れているぐらいというあいまいな答えしかできない。というか、ロッドをちゃんと固定して負荷に耐えられるところか。
ストロークフライロッドを前後に振る一連の動作のことをいう。このストローク幅とキャストされるフライラインの距離は比例するため、ショートキャストでは狭いストローク、ロングキャストでは広いストロークとなります。
ストーンフライカワゲラのこと。幼虫をニンフ、成虫をアダルト、産卵後に死んだものをスペントと言う。
スネークガイドフライロッドに使用されるワイヤーをS字に曲げただけの単純なガイドのことをいう。軽量かつ単純な構造のためロッドアクションへの影響が少なくなるため?と思う。が、軽量のSiCガイドもあるため一概にそうとも言えないなぁ。
スパインロッドは素材となる布地のようなものを巻きつけて合成樹脂で固められるため肉厚が一定になりません。よって、その硬い部分のことをスパイン(背骨)という。
スプリットケーン竹を立てに割って正三角形に削ったもの。これを6本張り合わせて竿が作成される。竹の前は硬い木が使われていたと聞くがどのようなものか想像すらできない。
スペイキャストツーハンドロッドで行うキャスティング法。しかしシングルハンドも本流だとかでも結構使えるテクニックだから覚えると得かも知れない。ロールキャストに似ているがアンカーだけ違う。ロッドを立ててラインを手前に引くのをフッキングのようにするとラインが手前に向かって飛んでくるでしょう。そのときラインの先端だけ水面につけるのだがこれをアンカーと言って結構難しい。
スモルト銀化のことをいう。銀化を参照。
スローアクション釣り竿の調子を表す。どうもロッドが曲がった状態から復元するのが遅いロッドのことを言っているようだ。ある一部のフライフィッシャーに好まれるが初心者は手を出さないほうが賢明。
スローリトリーブフライをリトリーブする速度が遅い動作を言う。魚の活性が低いときにはやはりスローにするが、釣り自体もスローになるので泥沼化することがある。

■せ行

瀬川の流れの速い部分を言うが色々と細かい呼び名がある。例えばチャラ瀬とかガンガン瀬とか何だかんだあります。いやあ、プールでミッジばっかりやっていると瀬が恋しくなります。
セレクティブ魚がエサを選択して捕食している様子のことを言う。しかし実際のところは本物のエサと毛ばりを選択している訳ですから魚にとっては知ったとこではない。が、同行者には釣れているとしたら単純には決めつけられない。

■そ行

早春の長良川早春の長良川2月解禁以降わずかな期間の郡上八幡より美濃や関あたりまでをいう。釣れる人はほんの一握りなのに日本全国からフライフィッシャーが集まってくるミステリーゾーン。私もほとんど釣った記憶がない。
ソフトプレゼンテーション毛ばりをポイントに落とすことをプレゼンテーションというが、止水域やプールなど水面が穏やかな場所で毛ばりが落ちたときの波紋を出来る限り小さくすること。私はラインスピードよりトルクを重視してなるべく低い位置でのループを心がけているが、ちゃんとできるかどうかはアヤシイ。
ソルトウォーター何のことはない海のことである。

作成日:2002/12/28 更新日:2006/04/21

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