フライフィッシング用語辞書

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■は行

バイト魚が毛ばりを咥えたことをいう。フライよりルアーでの用語かな。魚が食いつく理由には、食性、攻撃、何か確かめる、ということが考えられるらしい。
ハイスピードハイラインシャルルリッツの著書であるア・フライフィッシャーズ・ライフの中のキャスティング理論。ラインスピードをナローかつ早くそしてバックキャストが後方高くするキャスティング方法。キャスティングの基本であることは間違いないが体がついてきてくれない。
バイブレーションバックキャストやフォワードキャストでロッドを停止したときにロッドティップがぶれることを言う。バイブレーションが出るときれいなループは望めなく、あの手この手でバイブレーションが出ないように努力しています。
パイロットフライその日の最初に釣り始めるときに使用する毛ばりのことをいう。まずは状態確認の意味があり反応を見て色々ローテーションを組み立てていくのが本来ではあるが、結局のところ無意識に自分が一番好きな毛ばりになる。
ハウツー例えば初心者が"フライってどうやるの?"を親切に解説したものと思えば良い。もちろん私のハウツー本は"釣りキチ三平"であることは言うまでもないが。
バッキングラインフライラインは色々な長さがあるわけではなく85〜100フィートがほとんどです。そのままフライリールに巻いてもいっぱいにならず巻き癖がつかないように下巻きをするラインのことを言います。巻き癖がいやならば最初からスプール径が太いリールを選ぶのがよいでしょう。
バックキャスト前へ伸びているフライラインを後ろへ投げ返すこと。
ハックル毛ばりを巻くときの材料で鶏の首のまわりの羽根のことをいう。しかし名古屋コーチンや三河地鶏の大量の羽根はどうしているんだろう?。
ハッチ水生昆虫の羽化のことをいう。フライフィッシングはこの水生昆虫の羽化を観察しながら毛ばりを選択して釣りを組み立てていくためにハッチがないとどうして良いやらさっぱり。カゲロウが羽化しだすとフライフィッシャーも小さな網を持って追い掛け回すのでほかの人からはアヤシイ目で見られてしまいます。何せ時期が春ですもの。
バットロッドつまり釣り竿の根元部分のことを言う。
バットアクションバットとはロッドの根元のことで胴調子のことを言う。どうもロッドに負荷を掛けたときに胴が曲がる調子を言うみたい。
バーチカルジギングこれってルアーフィッシング、それもソフトウォーターでの釣り方。ジグという金属の塊でできたルアーを海底深く落としこんでいきアクションを加えながらリールを猛スピードで巻き上げる動作を繰り返す釣り方のことを言う。そのルアーは50gとか100gといった重量があり正にスポーツである。
ハーディー英国のロッドメーカーで正しくはハウス・オブ・ハーディー。幸か不幸か私の周りで持っている人はいないので何とも言えない。が、ハーディーについて聞いたら3日3晩ウンチクを語れる人がいっぱいいるんだろうなぁ・・・多分。
バーブレスフック針にカエシがついていないもので、C&Rからみてもカエシの無い針を使いましょう。また、魚以外を釣ってしまうと大変なことになります。ある管理釣り場でルアーを頭に付けた人が病院へ急いで行きました。
パラシュートパラシュート毛ばりの形をいい、フックと平行にハックルを巻くために、よく浮いて視認性が良くなおかつソフトプレゼンテーションが可能なフライ。よって私のパイロットフライです。
パラダンパラシュートダンのことを言う。メイフライのダン(亜成虫)をイミテーションしたもので、パラシュートスタイルでタイイングした毛ばりのこと。
パラボリックアクション釣り竿の調子を表す。プログレッシブアクションと同じ意味。ロッドへの負荷を増大させるとともにロッドの曲がりがトップからバットに移動していくもの。
番手竿に適合したフライライン番号のことをいいラインナンバーともいう。フライラインの重さを番号で区別しているためにこういう呼び方をする。例えば4番手の場合は#4と記載してある。ラインナンバーを参照。
バンブー(ロッド)竿を作るための竹、もしくは竹で作成された釣り竿のことを言う。中国の広東省のごく限られた地域で生えているものが最高とされている。

■ひ行

ピックアップ毛ばりをキャストするために水面から持ち上げること。この時に魚が食いついたりするから、あと1秒遅くすれば良かったと後悔することが良くある。
ヒット魚が毛ばりをくわえて針掛したことをいう。
ピューパ水生昆虫がさなぎの状態を言う。
ヒレピンヒレピン魚の鰭が尖っておりかつ大きい魚のこと。やはり養殖魚の放流に頼らないとだめな環境では、ヒレピンが釣れるのは何よりもうれしい。

■ふ行

ファーストアクション釣り竿の調子を表す。どうもロッドの反発力のことを言っている様でロッドを曲げて復元するのが早い調子を言うみたい。
ファーストリトリーブフライをリトリーブする速度が早い動作を言う。活性が高まっている魚を反射的に食わせることを目論むのが目的。
フィート長さの単位。1フィート=30.48cm、1フィート=12インチ。
フィールド釣り場のことをいう。
フィッシュイーター小魚を主食にしている魚のことをいう。当然ながらこの魚を狙う場合は小魚をイミテーションしたストリーマーを使うことになる。ちなみに、私の場合はアジ、サバ、イワシのフィッシュイーターであり、高級なエサを用意する必要はない。
フェルールロッドを接続するための金具のことをいう。
フェンウィックジムグリーンがデザイナーをしていた米国のフィッシングロッドメーカー。バスフィッシング用ロッドでは有名。関係ないのだが私が始めて買ったバスフィッシングロッドがグラスで出来たフェンウィックだった。
フォルスキャスト空中でフォワードキャストとバックキャストを繰り返すことを言う。実際の釣り場で何度も繰り返すうちに後ろの小枝を釣ってしまうので、出来れば少ないほうが良い。
フォワードキャスト後ろに伸びているフライラインを前へ投げ返すこと。
フッキング魚がフライをくわえた瞬間に竿を立てるなりして針掛りさせること。しかし魚が勝手に針掛りしたり口以外に掛ったのはフッキングとは言わない。
フック毛ばりを巻くための釣針そのものを言う。
フックサイズ釣り針の大きさを表す数字。#16と表し、数字が大きくなるとサイズは小さくなる。#20以上になると本当に小さくなりタイイングしているときに良く見失い、家内に良く怒られる。まだ子供が小さい家庭は特に注意が必要。
フライ動物の毛とか鳥の羽根で作成した毛ばりのこと。
フライフィッシャー毛ばりを使って釣りをする人のこと。中には通常の社会生活まで出来なくなってしまう人もいるが、ここまでになるとフライ廃人という称号も付く。
ブラックバスルアーやフライの対象魚。今は害魚扱いされているが、大正時代に荒廃する日本の河川漁業を救おうとの想いで芦ノ湖に移植された。誰がこんなんにしたんだろう?
ブランクガラス繊維やカーボン繊維を巻いて作られた釣り竿の素材をいう。これに色を塗ったりガイドやグリップを付けて好みの竿に仕上げるため安上がりと思われがちだが、実際は非常に高くついてしまうことが多い。
フルライン通常の長さ(85フィート〜100フィート)を持つフライラインのこと。また、キャスティング練習で目標となるあいまいな距離のこと。
プール川の中で流れの緩やかな淵のことを言う。早春でのポイント。余談だが、岐阜県の有名な温泉地で夏には渓が本当に温水プールになっているよ。
ブレイクライン湖の底が急角度で深くなる斜面のところで、一般的にはカケアガリとも呼ばれている。湖のウェーディングではこのブレイクラインが非常に重要でそこまでキャスティングできなければ徒労に終わるため遠投できるよう日夜努力しています。
ブレイデッドライン細いナイロン糸を撚り合わせた糸のこと。私はシューティングシステムのランニングラインに使用しています。モノフィラメントラインですと絡みますので飛距離を犠牲にしてもトラブル無しが良い。
プレゼンテーションフライをポイントに落とすこと。う〜んと、多分あのあたりでフライにライズすると思われるから流れを意識してあの岩の手前に毛ばりを・・・と、思ったようにできれば苦労しない。
フローティングミノー小魚の形をした水に浮くルアーのこと。
フローティングライン水に浮くフライラインのこと。
プログレッシブアクション釣り竿の調子を表し、ロッドへの負荷を増大させるとともにロッドの曲がりがトップからバットに移動していくものをいう。パラボリックアクションと同じ意味。

■へ行

ベイルアームスピニングリールの部品で、ハンドルを回すことにより回転してスプールに糸を巻き付けるもの。
ベンドフライフックつまり釣針の曲がっている部分を指して言う。ちなみにフックのアイから曲がり始めるところまでをシャンクという。
ベンド特性フライロッドに負荷を加えたときの曲がり具合を言う。ディスタンスキャスターはとにかくこれにこだわると思われる。

■ほ行

ボイル大型の魚がエサとなる小魚を追って水面直下を逃げ惑うときに湯が沸騰したようになる状態をいう。このボイルは速い速度で移動していくために鳥も釣人も頭が沸騰して三つ巴状態になってしまう。
ホウライマス鳳来鱒。名前の通り愛知県の鳳来町で見つかったニジマスの突然変異で黒い斑点がなくなった魚をいう。昔、設楽方面で変わったニジマスを釣ったので、同じ釣り場にいた釣り人に聞いたら教えてくれた。
ポイント季節、天候、水温、時間によって釣れるだろうと想像した場所。あるいは釣り人が沢山いるところ。しかし相手は本能で行動しているため理屈どおりには行かないのが常。
ボーズの意味でホームページの釣り日記や掲示板で使われる。例えば、"今日はライズが確認できず沈めて狙ったが結局「ボ」を食らった。"というように。
ボーズ魚が一匹も釣れなかったことをいう。釣り情報誌にはこのボーズという言葉は無いが、ボーズであったという釣りは意外と多いはず。
ポーズバックキャストやフォワードキャストでラインが伸びる寸前までロッドを停止した状態でいること。バックキャストで意外とできないのはラインベリーが沈んでしまうためか、ロッドがしっかり曲げられないためか。
ホールフォワードキャストやバックキャストでフライラインを引く動作のことをいいます。何故このような動作を行うかといいますと、ロッドを曲げるためが本来の目的なのですが、実は見ていて格好良いからです。
ほっとけメソッド湖で瀕死のワカサギが湖面を浮遊している状態を演出した釣り方。つまり、ルアーを投げておいて食いつくまでそのままにしたり、ワカサギを模した毛ばりを漂わせて食いつくまで待つという横柄な釣り方。
ボラこれの卵巣からカラスミができる。シーバスフィッシャーや黒鯛師が嫌う魚だが、一部のフライフィッシャーにとっては最高の対象魚。
ポンド重さの単位。1ポンド=0.454kg。例:4ポンドテストラインとは1.9kgまで持ち上げる強さがあるライン。つまり、それ以上の負荷では必ず切れるので注意。
ルアーやフライでの釣り場における池という意味。ポンドエリア(池の管理釣り場)とかバスポンド(バスが生息している池や沼)というように使われる。

作成日:2002/12/28 更新日:2009/02/13

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