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2008/8/1(金)
ケアマネさん來宅。
元気そうな母を見てご安心のようです。

8/2(土)
訪問リハビリ日です。
5時、母の血圧を計ると156脈拍98です。
降圧剤を服用しててだから危険区域かも・・・
で、一時間オムツ交換を延ばしました。
以前、強行して発作を起こした苦い経験がある。
同時刻、私は143脈拍90です。
4時計測では117脈拍72で通常値でした。
妻が隠れて喫煙した結果であるのは明白です。
ニコチン依存症でやめられないらしい。
危険なので今朝の助手を断ったら立腹の様子です。
母が当家に滞在してからこの件での言い争いが絶えない。
介護に集中したいので喫煙家の娘と暮らしてくれる
と助かるんだが。それ以降の健康状態は良好です。

8/3(日)
特に問題なし。

8/4(月)
きょうも元気で問題なし。

8/5(火)
訪問看護日です。
猛暑ですがエヤコンのせいで
良い体調が続き助かります。

8/6(水)
訪問リハビリ日です。
ここんところバイタルも正常ですが
高齢ゆえに油断禁物、緊急時の用意に
AED 酸素吸入器を常備したいものです。
過去、数回の発作の時は随分心細かったし・・・
きょうも元気で子供孝行の母です。

8/7(木)
母の体調はいいのですが
深夜、何回も起こされた
私の腰に変調が・・・
で、10時の車椅子リハビリは中止。
車椅子を加工、10cmほど車幅をつめる。
これで室内の取り回しが楽になる。

8/8(金)
体調もよく饒舌な母です。
18時45分退院以来7回目の発作!
血圧146脈拍117体温38度6分
私も同じく上が148下が104である。
過去の発作同様ワイフの喫煙の影響です。
懲りないというか依存症は怖い。
同じ事の繰り返えしです。
情けない!

8/9(土)
訪問リハビリ日です。
昨日の発作の影響が残っていて体温は
37度6分です。だがオムツ交換を一回
省略したので4時30分に強行する。
体調悪くリハビリ中止。

8/10(日)
日曜日は体調良好というジンクスは崩れ
終日、元気がなくて困りました。
体温が高いので汗が多く、パジャマの
交換も2回です。

8/11(月)
2時、母の悲鳴で飛び起きる。
ひどい寝汗で敷タオル、枕、パジャマが汗で
びっしょり。直ぐに清拭交換、水分200cc 点滴。
冷房は24時間しているが・・・26度じゃ高い?
冷房のせいでなく、ここ数日の体調の影響かも。
7時30分嘔吐あり。パジャマ着替え。
体調すぐれず10時のオムツ交換中止。
汗が多くて3回目のパジャマ上着のみ交換。
12時の点滴は白湯のみ200cc に変更。
一時小康状態だったが血圧157脈拍125
体温38度8分に・・・
母は横に崩れた姿勢で苦しんでいた!私は眠くて
一時間ほど午睡をとったら事態が悪化していた。
油断をしてしまった。3時のオムツ交換は中止。
寝姿勢を正し冷えたタオルで頭を冷やし様子を見たら
良くなった。訪問看護師さんに電話連絡。
来宅した看護師さんからアドバイスを受け
今晩と明日の薬の手配をお願いする。

8/12(火)
訪問看護日です。
処方して頂いた薬に睡眠作用があるので
寝てばかりの母です。

8/13(水)
訪問リハビリと主治医往診日です。
体調が悪いのでリハビリは軽くしました。
往診は左肺に異音ありということで全て入院時の状態に
戻す事に決定。抗生物質の点滴をするので病院より所長
看護師さんが来宅し、諸々をセットするも母の血管が細くて
注射針を刺せず苦労してるので「足にしたら」と私が助言をする。
でも無理みたいなので専任訪問看護師さんを呼び寄せる。
点滴は最初に生食+メロペン、次に生食+ミノマイシンに
差し替えセット、終了したら点滴針を抜いて血止め。
最初の「生食+メロペン」の点滴開始は看護師さん達が
やって帰られ、以降は不安そうな母を横目で見ながら
私が完了させたがいいのかな?今度は注射をするのかな?
なんか楽しみが増えるなぁ。
さすがに心配なのか19時15分、訪問看護師さんから
確認電話。また明日9時に伺いますとのこと。

[点滴抜針の注意]
チューブの中を抗生物質が少しづつ減ってゆく。
針に到達前に抜針するわけですがタイミングを
逃がすと血液が逆流します。私はタイミングを
逃がして母の血液を少々奪いました(ごめんね)
点滴針を固定してる紙テープを剥がすのに手間
どってるうちに血液が逆流を・・・焦った。
これはストッパーを止めれば真空状態になり
抗生物質は止まるしクリップで挟んでもいい。
看護師さんなら途中を省略してもいいが素人は
数枚のテープを剥がすのに時間が必要ですよね。
苦い経験でした。

8/14(木)
訪問看護師さん來宅。
抗生物質の点滴その他ケアを受ける。
バイタルは全て高い。
痰は取っても取っても出るし
暫く様子を見ることにする。
肺炎にならねばいいが・・・
叔父の見舞いで少し元気になる。

8/15(金)
1時、母を見回ったが異常なく枕の位置を
正して睡眠、4時、母を見たら、かけ布団が
外に放ってあり熱が少しある。
訪問看護師さん來宅。
抗生物質点滴セットの際、検査採血。
後ほど電話があり
「検査の結果、腎臓機能も落ちているし、
心臓も弱ってるので入院したほうがいいと
先生がおっしゃっています」とのこと。
想定したとうりの電話内容である。この時期は
病室の空きが多くなり経営上、入院患者を
増やしたいんでしょうね。
前回と同じ轍を踏んでしまった(嘆)
この病院はケアに問題があり、便秘の母には
浣腸を使うので数日不快感が抜けず苦しむし
(自宅では摘便)また寂しさから頻繁に
ナースコールするので睡眠薬を処方、その為に
終日、母はうつろ状態で面会の相手も分からない
時がある。入院する毎に悪くなるので
私個人としては身近で介護したいと思うが・・・
思った通りベッドに空きが多い。
母は非難の目で私を見つめるし
頼りない息子と思っているんだね。
やりきれない。

8/16(土)
入院中の母を見舞いに行ったが思いのほか
元気である。自宅と同じ抗生物質の点滴中でした。
たしか酸素飽和度が88の筈でしたが酸素吸入は
しておらず、やはり自宅介護でもよかった。
病院の経営事情に巻き込まれたようです。
見たところ眠そうなので睡眠薬が入ってるんだね。
10日間入院なので便秘の措置が必要な時期がくる。
その時、摘便でなく浣腸や下剤を使用すると
母の体質上、数日間下痢で苦しむことになる。
それに過去1ヶ月の入院中に便漏れが数回あった!
素人の私でもうっかりギャザーのないおむつを使用して
8ヶ月に一回の便漏れなのに・・・
前回、入院時の状態を学習してればいいが・・・
不安が尽きない。

8/17(日)
見舞い2日目。
昨日見舞った時、胃ろう注入口に覆いがしてなかったので
薄いハンカチを持参、パジャマの前ボタンを外したが
注入口がない。術跡からチューブを辿ると・・・
うっそー・・・(絶句)注入口は尿パッドの中に。
注入口は人の口と同じだよ!オムツ交換の時、肌色の
胃ろうチューブを誤ってパッドの中に入れたんだ。
注入口をウエットティッシュでクリーニングし、持参した
ハンカチで包んで脇の下に押し込んだ。ハンカチは
柄物で目立つからミスはなくなると思う。
にしても、ここの看護師はアホか?

8/18(月)
きょうの母は珍しく目はパッチリ、饒舌である。
酸素飽和度は95で、まぁまぁです。
また胃ろうチューブがおむつの中に入れてある。
尿パッドの中よりましであるがケアする看護師の
癖なのだろう。邪魔だから入れたとしたら不衛生
極まりない。3%ぶどう糖液点滴中でしたので
胃ろうは使ってないということか?

8/19(火)
きょうはブドウ糖液とメディエフの点滴中です。
いつになく大声を出す母に違和感がある。
大丈夫かな?女性部屋なので同室の患者さんの
迷惑にならないよう早々に帰宅する。
にしても、この部屋では母が一番元気がある。

8/20(水)
マクラカバーが洗濯してある。
母に「吐いたの?」と聞いたが
「点滴の薬が漏れた」との答え。
薬を吊り下げる支柱が離れた所に立ててある。
状況が不明であるが元気ならいいとしよう。
相変わらず胃ろうチューブがオムツの中に・・・
日誌の便の項目に○印。
浣腸の使用だと数日はこの印になる。
悪い予感がする。
嫌な噂を耳にした。胃ろう手術した患者さんが
一週間後に亡くなったと。この手術は簡単だと
聞いているのに。

8/21(木)
元気はいいですが少し痩せたようです。
本日、胸部レントゲンの撮影をするので
今後の予定が決まると思います。
空ベッドが多いようなので
前回同様、様子を見ると言われるかも。

8/22(金)
きょうは特に問題なし。
ケアと重なったので
早々に退室。

8/23(土)
昨夜は激しい頭痛で眠れなかった。
また妻が隠れて喫煙をしたんだろう。
母が入院中でなかったら8回目の発作に
つながった可能性があると思うと
ぞっとする。母の病状は日々好転してる。
来月初め退院の予定です。

8/24(日)
きょうも比較的、元気のようだ。
個室は空いてるが大部屋が混みつつ
ある。退院は早いかも。
いつも自転車置き場で数人の入院患者達が
タバコを吸いながらトグロを巻いている
院内禁煙なのに灰皿が置いてあるし
ここは病院公認なのだろう。
経験で顔を見ただけで連中の職業が分かる(笑)
俗に言う所の社会的入院なんだろうね。

8/25(月)
きょうも比較的、元気でした。
いつも帰り際に引き止められるが
女性部屋じゃ30分が限度ですね。
心配した下痢が始まったようです。
全然、学習してない!
様子を見てナースに注意しなきゃ!

8/26(火)
よかった!下痢はとまっていた。
体調もよさそうだし、
安堵して帰宅。

8/27(水)
なぜ私が病院の措置を疑ってるかを
列挙したいと思います。
○ 肺炎の疑いで入院したのに
  酸素吸入器や痰吸い取り器のない位置に
  ベッドがあるんです。他に空きベッドが
  幾つかあるのにです。
○ 現在、あまり使われてないタイプの抗生
  物質が点滴されている。在庫整理?
○ 病院のベッドが空く時期になると病状が
  よくないから入院して下さい。ベッドが
  混んでくると「もう大丈夫です。退院して
  下さい」と言われる。病院はベッドの
  稼動状況を考えてると思う。
母が瀕死の状態であったら看護師さんも
私に抗生物質の点滴を任せる事はないと思う。
勤務してる病院の経営を優先してるんですね。
初めは主治医と訪問看護師が同じ経営主体に
属してるから連絡が密でいいと思ったが・・・
きょうの日誌では便が出ている。
下痢は続いているようだ。

8/28(木)
きょうも元気であるが微熱があり
話す言葉が理解できない。
下痢もおさまっていないようだ。

8/29(金)
関係者が3人がかりで入浴準備中でした。
母に手を振ったら気付いたのでそのまま
帰宅する。母にとって何ヶ月ぶりの
入浴になるのかな。

8/30(土)
元気ですが微熱がある。
退院日を主治医に聞いて頂くよう
看護師さんに依頼する。

8/31(日)
昨日、母を見舞ったら「寒い」という。
気になって体温計を持参し、計ったら37度7分です。
やはり今日も「寒い」と言っている。この体温では
寒く感じるんでしょうか。お母さんごめんね。
回診の看護師さんが水枕を用意してくれた。
これはピック熱で肺炎の可能性があるかも。
明日の予定は胸部レントゲンと血液検査です。






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