2008/6/1（日）
昨夜も眠れず３時頃ウトウトしたのみです。
入院日数が長ければ今までのリハビリが無駄になる可能性が
大です。この６ヶ月は何だったか？悪い予感だけが浮かぶ。
多分、病室の空きがあるうちは退院させないだろう。
高齢の母です。捜せば病気の一つや二つはある筈ですし。
定時の見舞いに行きました。相変わらずミノマイシン（抗生物質）
とソリタ-T3号の点滴が行われていました。
私だと分かっているようですが無表情で意味不明の言葉を
発します。ミノマイシンは耐性菌が多くなったのでペニシリン等が
とって変わってるのが現状だそうです。効かないというより
長い間使われて無難な抗生物質というところでしょうか。

6/2（月）
母の表情が少し柔らかくなったようだ。
点滴はソリタ-T3 号とメディエフ100ml です。
ナースセンターで退院予定を聞いたが決まって
いないとの事です。予定では今日だと思う。
帰りに各病室を覗いたら空きベッドが多い。
入院患者が少なければ営業上、退院時期を先に
延ばされるんではと心配です。
特に母への精神的な影響が懸念されます。

6/3（火）
生食（生理食塩溶解液）にメロペン（抗生物質剤）を
溶かして点滴中です。毎日のように異なる抗生物質を
与えてるが大丈夫でしょうか。
吸入容器の痰に少し血が混入して赤っぽいです。
気のせいか少し元気になったかな？

6/4（水）
昨日、汚れたパジャマとタオルを持ち帰ったので
代替え品を持参。健康状態はまぁまぁのようです。

6/5（木）
きょうは珍しく抗生物質の点滴なし。
いつも顔を合わせると３０分ほどで
眠りにつきます。寂しがり屋で
眠る前に帰ろうとすると「まだ！」と
引き止められます（笑）

6/6（金）
特に問題はないように見えますが退院の指示もありません。
重病の患者さん達と同室では精神的に疲れるんでは？
ケアマネさんからも退院予定の問いあわせあり。
結局、病室に余裕もあるので体力をつけ胃ろうカテーテルの
交換もやろうという事なのかな。なら、入院期間が長くなる
可能性もあるわけだし連絡してほしいものだ。

6/7（土)
１０日にカテーテル交換です。
急に決まるなんて・・・
念の為、各病室を見回ると空きベッドは無し。
要するにベッドを埋める為、母に必要でもない
検査や栄養補給等の無難な治療を施したんですね。
便秘は浣腸をしたとの事。摘便でないと
当分の間、母は下痢に苦しむことでしょう。

6/8（日）
やはり記録簿に「便」とある。
下剤の類に弱いのは体質だろうか？
当分、母は気分が悪いことだろう。
妹の友人が見舞いに来てくれた。
これで何回目だろう。目的は妹でなく
母のようだ。

6/9（月）
手術が近かづいたので両腕に血液採集の跡があり
レントゲン検査も行われる模様です。
母の健康状態も良さそうなので適時かも。
午後、ナースセンターから手術の承諾印が欲しい
との電話あり。

6/10（火）
１１時３０分１Ｆの内視鏡検査室で胃ろうカテーテルの
交換をしました。所要時間は１５分です。
病室での検査は血圧と麻酔薬注射です。母は病室に帰っても
麻酔が効いているので眠っています。
担当医の O 先生から暫く様子を見てから今後の事は
決めたいと言われました。また空きベッドもできましたので
ゆっくりしてって下さいというわけです。
カテーテルは保険で術後４ヶ月以内は交換しないので
次回は１１月頃です。

6/11（水）
きょうも私の顔を見たら直ぐ眠りに落ちました。
どうも睡眠導入剤を処方されているようです。
ベッドを直し１５分程で帰宅しました。

6/12（木）
フルマリン抗生剤点滴。
相変わらず眠そうなので
口腔ケアをして帰宅。

6/13（金）
きょうは元気で機嫌もよく
「早く帰りたい」そうです。
これで一安心です。

6/14（土）
栄養補給が少ないので随分痩せました。
それに血管が細いので点滴針が入りにくく
繰り返した跡がアザになっていて痛々しいです。
午後、病院から電話があり
月曜日に担当医との面談ありとの事。

6/15（日）
母の機嫌が悪く洗濯物が多い。
それも水から揚げたばかりの感じである。
汚れを一旦、水で仮洗いしたんですね。
パジャマとタオルということはオムツ交換に
不手際があったと思われる。日誌を見ると
ここ数日間、便が出ている。便秘の母から
連続で出る筈がない。思うに先回、浣腸を
してから腹具合が悪いと思われる。
私は浣腸や座薬が母に合わないのを承知してるが
病院側はどこまで理解してるか疑問である。
入院してると悪くなる一方です（悲嘆）

6/16（月）
酸素チューブが外してあり三つの空ベッドも埋まっている。
特に問題のない母はいよいよ退院でしょうか？
１９時半の担当医との面談ではっきりする事でしょう。
面談の結果、２０日（金）１０時退院に決定。

6/17（火）
体調はいいようです。
この体調を退院まで維持してほしいものです。
ケアマネに依頼した退院用介護タクシーの都合が
つかないので福祉協議会の車をレンタルする事に
する。結構、介護タクシーの需要は多いんですね。

6/18（水）
退院も近いせいか機嫌がいいです。
こちらも受け入れ準備を確実にしないとね。

6/19（木)
６時前に車椅子搬入。
目ざとい母は私の気配で目覚めた（笑）ごめんね。
１１時過ぎに定時の見舞いに行く。
健康状態は良好です。
明日の退院時間には雨が止んでほしい。

6/20(金）
天候は曇り。
福祉協議会から車椅子運搬車を借用。
病院から自宅まで母を搬送。これで一安心です。
メディエフの処方量が変更になり
朝２００ml　昼１００ml 夕２００mlで各々白湯１００mlにて
希釈する事になりました。以前より３００mlの減少です。
他、薬の種類に変更がありました。

6/21（土）
見かけたところ体調はいいようですが
無口なのが気になります。

6/22（日）
サイトトップの「諸般の事情で母の介護を」
というのは妹の介護放棄に起因してるという意味です。
半年過ぎましたが母はいつか実娘が面倒を見てくれる
のではと期待してるようです・・・捨てられたのに（哀）
体調はいいほうに向かっているようで安心です。

6/23（月）
ケアマネージャ来宅。
今後の打ち合わせと必要なくなった車椅子を寄付。
それにしても短期間の入院で随分痩せた。
特に臀部の肉が落ち、腹の皮膚に張りがなく硬い。
病院の指示だと水分は約７００cc/day になる。
尿は４時間に一回くらい僅かに出てるが水分不足なのは
明らかであるので３００cc/day 追加する。
メディエフの水分と白湯３００ccでは血栓ができるんでは？
交換の尿パッドが僅かに重くなったが以前の 3/1 である。

6/24（火）
訪問看護日です。
看護師さんとドクターは同じグループの人達ですので
こちらが聞き逃した部分も補って頂けるので助かります。
白湯の量についても独断で増量して正解でした。
増量しなかったら干からびていたかも（笑）
退院時と比較すると随分元気になりました。

6/25（水）
訪問リハビリとドクター往診日です。
同じ時間帯ですので困りますけれど・・・
まぁ　今後の課題です。
体調はいいようで饒舌？になったかな。

6/26（木）
体調もご機嫌もよろしいですが
尿の量が少なく気になります。

6/27（金）
尿の量も以前の７０％まで回復で嬉しい。
尿が出ないのは重病の前兆と言われてる
ので気が重かった。やれやれ。

6/28（土）
きょうは訪問リハビリ日です。
週２回の訪問リハビリは妹が助手を勤めます。
他、２回各１時間ほど母の世話をするから
実働は週４時間というところでしょうか。
妻は「実娘が母親を捨てて遊んでるのに
何故、私が世話するの？」と思ってるので
無理強いはできず、私の１人介護になります。
まぁ　世間で言われているほど難しくないし
実の母なのでこれでいいと思っています。
退院以来初めて摘便を行いました。
メディエフの量に変化がなければ
今後、７日に一度のペースになります。

6/29（日）
やはり日曜日は
すこぶる体調がいいです。

6/30（月）
１０時のおむつ交換は下痢でしたが
以後は体調はいいです。早朝に
アイスクリームを口内で溶かさず
飲み込んだのが原因と思われます。