フリーソフトによる実習室のコンピュータ環境の構築


前書き

 フリーソフトを利用した実習室のファイルサーバー、生徒用コンピュータの設定について紹介する。
 サーバーのOSは、Linuxを用い、Sambaというソフトにより、Windowsのファイルサーバーとしての機能を実現する。
 生徒用のコンピュータにインストールするソフトについては、プリインストールされているMicrosoft Offise(Word、Excel、Power Point)、Windowsアクセサリ以外は、フリーソフトを利用する。


目次
  1. 実習室
    (1)コンピュータの機種、OSおよび台数
    (2)教室内の配置図
    (3)構築する環境

  2. ファイルサーバーの構築
    (1)インストール用CD−ROMの入手
    (2)Red Hat Linuxのインストール・・・所要時間20〜30分
    (3)ファイルサーバーソフト(Samba 日本語版)のインストール・・・所要時間5〜10分
    (4)サーバーの設定
    (5)グループ(kyouin、seito)、ユーザー(admin、root)の登録・・・所要時間5〜10分

  3. 教員用ラップトップ機(クライアント)の構築
    (1)ネットワークの設定
    (2)プロキシサーバーの設定

  4. Sambaの設定
    (1)全体設定[Global]
    (2)各種ディレクトリの作成

  5. ラップトップ機(クライアント)の構築
    (1)教員用ラップトップ機 (2)生徒用ラップトップ機
  6. 生徒用ラップトップ機への制限
    (1)スタートメニュー、デスクトップ、お気に入りの整理
    (2)各種の設定変更
    (3)ログオンスクリプトの作成およびSambaの設定
    (4)C:ドライブのバックアップおよび復元方法

  7. ユーザー登録、削除、ホームディレクトリの容量制限
    (1)手作業でひとりずつ行うする場合
    (2)ユーザーのデータファイルを作成し、一括して行う場合
    (3)ホームディレクトリの容量制限

  8. ユーザーのログオン方法およびパスワードの管理
    (1)ユーザーへの仮パスワードの通知(実行 管理者)
    (2)ログオン、ログオフ方法(実行 ユーザー)
    (3)ユーザーによる登録済みパスワードの変更(実行 ユーザー)
    (4)ユーザーがパスワードを忘れたときの方法(実行 管理者)


  9. Apache(Webサーバー)のインストール、設定  新規 2004/3/16
    (1)Apacheのインストールおよび設定ファイルの変更
    (2)ユーザーのホームディレクトリのアクセス権の一括変更
    (ユーザー登録ファイルを用いて)

    (3)CGIによるアンケートの回答、集計

  10. 生徒機をWindows XPに更新  新規 2004/8/30
    (1)Sambaの変更
    (2)ドメインに参加
    (3)グループポリシーの設定
    (4)固定ユーザープロファイルの作成
    (5)XPからSambaのパスワードの変更



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